Stardew Valley を終へたあと、 しばらくゲームをしてゐなかったのだが、 アーティファクトも實裝されたし、久しぶりに Risk of Rain 2 やるか! ってんで週末は Risk of Rain 2 に勤しみ、 どかっと増えてゐたアンロック要素を見てしばらくやることが決まったな、 なんて思ってゐたのだが、 月曜深夜にセール通知が來てゐた Globesweeper を買ったら、 もうこれしかできなくなってしまった。
globe + sweeper といふ名前からわかる通り、 これはマインスイーパを平面でなく球體で解くゲームだ。 まあ、マインスイーパはマスが四角形で、 それを球の上に配置することはできないから、 實際に球體で遊ぶ場合、マスは六角形か三角形になる。 マインスイーパと同じく四角形マスで遊ぶ場合は、 球體の代はりに立方體になる。
これが、むずいんすよ…。
いや、マジで。なめてたわ。 何を隱さう、おれはマインスイーパに關してはそこそこ上級者なのだが (初級、中級、上級の合計で100秒を切る猛者ばかりが集ふ世界ランキングには全然届かないけど)、 そのちょっとした自信を打ち砕かれる。
立體になっただけでそんなミスるか?!と思ふが、ミスりまくる。 特に、面と面の境目、つまり立方體の辺上がヤバい。 隣接する面にまたがって地雷の位置を特定しなくてはならないのだが、 慣れないからばんばんミスるのだ。
理由は單純で、恐らくマインスイーパをそれなりにやり込んでゐる人ならわかると思ふが、 マインスイーパで最も重要なのは、マウスボタンの左右同時押しである。 2 と書かれたマスの周りに 2 本旗が立った状態で 2 と書かれたマスの上で左右同時押しをすると、 旗の立ってゐないマスがすべて一氣に開く。
基本的にはそれを使ってぱっぱかマスを開けていくのだが、 マインスイーパの上級者は、いちいち旗の本數なんて數へない。 見た目で何本立ってるかがわかるんですよ、すぐに。 畫像で憶えちゃってんだよね。 5 の周囲に旗が 5 本立った形はこれとこれとこれ!みたいな感じで。 だから、その形を作って同時押しを繰返すのだ。
が、このゲームは立體になってゐるため、 その認識が狂はされるのである。 だって、9 マスのうち、3 マスは隣の面にあったりするんだもん。 頂点上のマスなんて、3 面にまたがる上、隣接マスも 8 マスぢゃなくなってしまふ。 新感覺に戸惑ひまくる羽目になるのだ。 あまりに苦手意識が強すぎて、最初は意識的に辺上から攻めてゐたが、 それは逆效果だった。 ちゃんと慣れた面からさばいていくはうが安定するし早い。
かうなると、ヘックスマスのはうが簡單である。 こちらは慣れてないから形も憶えてゐないのだが、 球體で隣接マスがすべて見えるので遥かに樂ちん。 Hexcells やりまくったからヘックスマスも多少見慣れてはゐるし。
一番ヤバいのは三角形。 そもそも隣接マスが感覺的によくわからない。 慣れてゐない所爲もあるのだらうが、ホントわけわからん。 實績も三角形のやつが一番取得率が低いので、慣れても難しいんだらう。 球體なだけマシだと考へよう。
そんなわけで、まあおれマインスイーパうまいし? 餘裕ですわ。 ぐらゐの氣持ちで買ったこのゲーム、豫想以上に齒應へありまくりでしばらくこればっかやることになりさう。 なんたって一番でかいステージにするとクリアに 1 時間ぐらゐかかる。 ミスクリック一發でアウトなので、30 分ぐらゐがんばったのに死んだ、なんてこともザラ。 みるみる時間が溶けていくのだ。恐ろしい…。
しかもこのゲーム、マインスイーパと違ひ、最後の最後で絶對わからない 2 擇、みたいなことにもならない。 Hexcells と同じく、完全に理詰めで解ける(マインスイーパと同じ仕樣にもできる)。 つまり、失敗したらそれは完全に自分の所爲なのだ。 悔しさを煽られますよ、グギギ。
ところでこれ、セールでたった 186 圓だ、 うひょひょーいって喜んで飛びついたけど、 スマホ版は無料なのね。 でもスマホの小さい畫面であれやりたくはないな。 手がでかいから細かいマスをタップするの苦手なんだよ…。
追記
三角形、めちゃくちゃおもろい。 隣接マスが多すぎて、そのぶん壓倒的に難しいんだけど、 それが逆に新鮮で、初めてマインスイーパやったときのやうな氣持ちになる。 一番でかいのはまだまだきつさうだから、ミディアムで練習しようなんて殊勝な心懸けになってしまった。 なんせミディアム初クリアのタイムが 329.73 秒だったのに(形を問はないミディアムのクリア實績が 180 秒)、 それでも世界 99 位だったもんな。 やり甲斐あるぜこいつぁ。
あ、六角形は 25 囘目で一番でかいのクリアしました。