When the Music's Over

音樂の話とゲームの話

Dungeons of Dredmor #2

やっとこさ面白くなってきた。

前囘、説明不足が過ぎる、と文句ばかり書いたが、 レベルを上げて自分に何ができるのかがわかってくると樂しくなってきた。

スキルの多彩さは前に書いた通りだが、 さうしたスキルの中に、これさへ使ってゐればおk、 といった萬能スキルはどうやらなささうだ。

これがゲームを面白くしてゐる。 おれが防禦に關するステータスをまだ適當にしか考へてゐないのもあり、 モブがけっこう油斷ならない強さなのだ。

であるから、敵や状況に應じて適切なスキルを使はないとすぐ死にかける。 おれのキャラでいへば、敵が多い場合は Necronomiconomics の最高位スキルである Tenebrous Rift(持續的に大ダメージを與へる渦を設置)を取り敢へず使ふのだが、 魔法耐性の強い敵は平氣でこれを抜けてくる。

さういふ場合は、大抵は Pact of Fleeting Life(近接攻撃時、ライフ吸収)を使ふのだが、 魔法耐性ではなく、necro 耐性が強い敵だった場合は、 Psionics の 5 番目のスキル Pyrokinesis(讀んで字のごとく炎ダメージ)を使ったり、 Magical Law の 2 番目のスキル Polymorphic Injunction(敵を別の敵に變化させる!)を 使ったりする。

回復も、先ほどの Pact of Fleeting Life は近接攻撃を當てなくてはならないため、 攻撃の當たりにくい敵であった場合は、Fleshsmithing の 2 番目にある Knit Tissue を使ふ。

敵を洗腦して味方にしたり、 テレポートで逃げたり、 ダンジョンの壁を壊してショートカットしたり、 自分がかかってゐるデバフを敵に押しつけたりと できることは非常に多い。

さうしたものを、うまく組み合わせてダンジョンを攻略して行くのが實に面白い。 下の階層へ進めば進むほどドロップ品もよくなるが、 それをためつすがめつし、自分のスキル構成が活きる装備を選んでいかないと ダメージ量が上がらなくなり、詰まってしまふ。

さうしたバランスもよくできてをり、こちらを樂しませてくれる (ただし、ドロップ品の質が高すぎるため、 クラフト要素や下層の店は不要になってゐる氣がする)。

最初からスキルの全貌がわかってゐれば、 きちんと計劃を錬って進めることができるはずで、 それができないやうになってゐるのは非常に惜しい。

きちんとやれば面白くなりさうだといふこともわかったし、 Steam に日本語ガイドが 2 つあることもわかった。

スキルに關する詳細なガイドはまだないやうなので、 さういふガイドが作れればよいな、と思ってゐる。

全スキルの使用感を書くにはまだまだ時間がかかりさうだが、 ひょっとしたらそれぐらゐは游べるかもしれない、と思へるやうにはなってきた。