はい、クリアしました。
いやー、コツがわかってからはあっといふ間。 知ってる目印が増えれば増えるほどマッピングは樂になるので、 ある程度目印が増えてくるとガンガン埋まるやうになっていく （クリア直前の地図）。
序盤は「迷ったぞ、夜だ、やべえ帰らう」なんて感じでビビりまくり （なんせ野外で夜を明かすと体調が一氣に惡化し、藥が必要になる）、 1 日の成果がほとんどない、なんて日もザラにあったが、 中盤過ぎてからはそんなこと全くなかった。
マップを埋めるのがとにかく樂しいし、 埋まってない部分には大抵クリアのためのヒントがあるので、 がんばって埋めようといふ動機づけにもなってゐる。
しかし、病氣が治ったときは笑っちゃひましたね。 肌がめちゃくちゃ健康的な色になるんだもん。 しかもこれまでがなんだったのかってぐらゐ頑強になる。 この主人公、すぐに足を滑らせては怪我して藥を要求するのだが、 病氣が治るとまるで怪我しなくなる（足は滑らせるが）。 ごろんごろんと轉げ落ちて眩暈がしても、ふぅ～と一息つけば囘復。 超人かよ。
クリアまでにかかった日數は 34 日。 3 日でクリアとか無理だろ…。 とは思ったけど、フォーラム見るとチャート書いてくれてる人がゐたので、 まあそれに從ってやってみよう。また後日な！
それよりも大變さうなのが、島のすべての燈をつけるといふ實績。 これ、全部の小屋に行けばいいんだろ？ そんなもんクリアまでの過程で絶對全部行くやんけ！と思ってゐたのだが、 どうやらセーブして中斷するとカウントがリセットされてしまふらしい。 んな莫迦なことがあるかよ！
つまり、その實績を取るためには、 データをロードして、1 度もやめずにすべての小屋を周り、燈をつける必要がある。 めめめんどくさい。 むちゃくちゃ時間かかりさうだし、ひたすら小屋を囘るだけだからすげーつまんなさう。 まあ、島にある文書をすべて讀むって實績も同時にこなせさうだからやりますけど…。いずれね、いずれ。
（2019/10/01 追記）
燈をつける實績を解除するために、やめずに一氣にプレイする必要はないみたい。
おれは全く氣づいてゐなかったのだが、
枯木に火をつけて持ってゐれば、
ビーコン的なやつにも火が灯せるので、
實はビーコンにも火をつける必要があり
（light every urn って書いてあるから小屋にある壺みたいなランタンだけだと思ってたが、
それは間違ひでむしろビーコンにつけるだけでよかった）、
ビーコンに火を灯すやうにし始めたら、中斷しても燈を灯した數はリセットされなかった。
なーんだよかった。めちゃくちゃきつかったからめげさうになったよ。
これならコツコツできさうだ。
（追記終はり）
あと、例のあいつにバナナだのりんごだのブリキ缶だのオレンジだのをぶつける實績もあるが、 これはバナナのある小屋の前でぼけーっとあいつが來るのを待つしかないんだらうか。 走り囘ったところで會へるわけぢゃないからなあ。 それに、バナナ、りんご、ブリキ缶がある小屋は憶えてるけど、オレンジがあった小屋は憶えてねえ。 あれどこだったかな。
まあ、實績の話はいい。 ゲームとしてどうだったのかって話をしよう。
いやあ、fanatical の 3 本 $2.49 のバンドルで買ったわけだけど、 セールで半額、とかだったとしても充分に舊が取れるレベル（定價は 1480 圓）。 土日で一氣にクリアまで行ったけど、 全部で 24 時間かかってゐるので（放置してゐた時間もあるが）、ボリュームもあっさりすぎずしつこすぎない。
序盤はなかなか思ふやうに地図が埋まらないし、 すぐ迷子になってしまひがちなので、そこを乘り切れるかどうか。 そこを乘り切ってしまへば、あとはどんどんマップを埋められるやうになるし、 いろんな植物や目標も見つかり、移動も樂になっていき、ぐいぐい進めてしまふ。
一つだけ知っておくべきことは、しゃがんだときの動作。 これがゲーム内ではちっとも説明されない。 地面に生えてるきのこを取るときや、 持ってゐる植物を地面に捨てたいときは、 どちらもしゃがむ必要がある（きのこはがんばれば取れなくもないが、かなり大變）。 これを知らなかった所爲で、あるきのこを採取するのにえらく苦勞した。
あ、もう一つあった。 上に書いた 3 日でクリアするためのチャートをフォーラムに投稿してた人はこのゲームが大好きらしくて、 「翻譯を送ってくれればこっちで言語パッチ作るぜ！ 譯すべきテキストはここに收録されてるから！」とか 「バグを修正したアンオフィシャルパッチ作ったぜ！」なんてのを steam ガイドに載せてゐる。 後者は導入しないと取れない實績があるので、ぜひとも導入しておかう。
あと、その人は實績追跡ツールも作ってゐて（これも steam ガイドにある）、 「すべてのモアイ像を見つける」といふ實績には、 最後のモアイ像を、おれが前囘の記事で書いた方法で見つけないと取れない、 といふ不具合があり、 おれは全部見つけてゐたのに、その方法で最後のものを見つけてゐなかったために解除されなかったのだが、 そのツールを使ふと、特定の場所のモアイ像を見つけてゐない扱ひにしてくれるので、 それを改めて見つけることで解除できた。 こんな親切な機能まで實裝されてゐるなんて、ありがたやありがたや （全文書を讀む實績にも不具合があるらしく、それを修正する機能もある）。
しかしこのゲーム、たぶんアルファベットしか存在しないフォントを使ってるんだけど、日本語化もできるのかな？ 途中から讀むのが面倒になってストーリーを曖昧にしか把握できてないから、 暇があったら譯したくはあるんだけど。
普通のペースで遊べば一週間は樂しめるので、セールなら絶對におすすめ。 いいゲームでした。 steam のレヴューを見ると「畫質がカス」とか「操作性がゴミ」とかさういふ不評を投じてる人がゐるけど、 個人的にはそこまでひどい畫質だとも思はなかった。 畫質はいいはうがおれだって嬉しいが、そもそも畫質がよくたって面白くないゲームはたくさんあるし、 別にこの程度の畫質なら氣になるってほどでもないと思ふが、 まあこればっかりは個人差があるから仕方ないか。
操作性は、主人公が病氣の虚弱キャラなんだからこれでいいのだ。 ちょっとした段差すら登れないし、 そのくせちょっと道がまっすぐだとすぐ走り出しちゃふし、 走り出すと容易に止まれないから不注意ですぐ轉落して体調惡くするし、 さっきまで足ついてただろ！って程度の淺瀬でも溺れて死にかけたりするのでストレスを感じるのはわかるが、 この邊は藥を作ればどんどん改善していく（段差を登るのだけは最後まで無理だが）。 ずっと操作性が惡いのなら、まあ文句が出ても當然だが、 この操作性には理由があるし、ゲームが進めば改善もされるんだから、文句を云ふのは筋違ひだ。
ちなみに、エンディングの最後に QR コードが表示されるんだが、 リンク先には、この會社が作ってゐる新しいゲームの紹介があった。 いやでも、Miasmata は 2012 年のゲームなのに、 そのゲームまだ發賣されてませんよね？ DS とかスマホ向けに開發してる、みたいに書いてあるからおれには關係ないし別にいいんだけどさ…。
