When the Music's Over

音樂の話とゲームの話

Hylics

Hylics といふ 300 圓の安いゲームがあって、 だいぶ前に友だちから教へてもらって、 半額セールやってたときに買ってをいたんだけど、 La-Mulana が終はったのでやってみた。 ちなみに、こんなゲームだ。

で、まあ、その動畫がほぼすべてである。 初囘プレイでも僅か 4 時間でクリアできてしまったし、 別にもう一周やるやうなやりこみ要素もない *1

氛圍氣ゲー、と云っていいのかどうかはわからないが、 この氛圍氣が好きぢゃないと、特に面白くないだらうことは確かだ。

おれ?  おれはもちろん、最高に樂しみましたよ。 だってこんなどサイケなゲーム、面白くないわけがないだろ!!!

シュールな畫面もすばらしいが、 このゲームの肝はなんたって音樂である。 聽いてて不安になるレベルのサイケ。 いやあ、最高ですね!!!!!!

しかもなんとこのサントラ、soundcloud で無料公開されてゐる。

サービスよすぎる!!!!  しかも 58 曲もある!!!!  明らかにゲーム内で使はれてないやつまである!!!! 最高かよ!!!

ゲームなくてもずっと聽いてられるから、 bandcamp で flac が買へるやうにしてほしいなあ。 soundcloud は UI があんまり好きぢゃないから聽く氣しないよ。

肝心のゲーム性はどうなんだって?  いや、別に、その、世界觀以外に特筆すべきことはないです…。 JRPG を意識して作られたらしいけど、 DQ1 よりマップ狭いからね。 レベルの概念もないし、倒した敵は復活しない。 でも、別にそれで充分ラスボス倒せちゃう。

だって強化要素、3 つしかないもん。 敵から出るお金を貯めて装備を買ふ、 紙コップをゲットしてたまに見つかる謎の水を飲む(最大 MP 上昇)、 テレビを見て呪文を習得する。これだけ (3 人目のキャラはもう 1 つ強化手段あるけど)。 デスペナもなし(寧ろ死なないと取れないものすらある)。

ちなみに、最大 MP を上昇させる手段は謎の水しかないので、 仲間が 4 人揃ってから飲むやうにしたはうがいい。 でないと最後に憶える呪文、唱へられないやつができちゃうから。

しかし、mightiness(攻撃力に相當)以外のステはなんのために存在してるんだ。 だいたい、texture(手觸り?)、jollity(陽氣さ)、 cooking(料理力)、guts(ガッツ)、philology(文獻學)ってなんだよ!  意味わかるの guts しかねーぢゃねーか!  しかもそれすら何に使はれてるのか謎と來てゐる。

HP? おまへ、HP が何の略か知ってるか?  さう、hit point だ。 つまりあの數値は、どれだけ hit されても平氣か、といふ數値なわけだ。 だからおまへが防具を買ったときに、 最大 hit point が上昇するだけでも當然だよなあ~。 といふのが Hylics の防具である。

攻撃方法は全員指パッチン。 素晴らしきヒィッツカラルドかな?  斧や剣やガントレット(武器です)を装備してるはずなんだが…。

英語でしかプレイできないが、 特に讀まなくても進めるのに苦労はしない。 といふか、おれもほぼ讀んでない。 アイテムも呪文も使へば効果わかるし。 マシンスペックだって全然要らないぞ!

といふわけで、氣になった人は買ってプレイしてあげてほしい。 なんでかっつーと、なんと 2 が製作中で寄付を受け付けてるから。

ちょっと立體的になってるのが小癪だ。たまらん。 いやもうこれはアートですよアート。

普段のおれなら、アートだからってゲーム性が低いのはうんぬん、 と文句を云ふところだが、 ゲーム性以外の部分が好みすぎて何も云へない。 ずりいよ~。サイケは卑怯だよ~。

さて、次は何をやらうか。 ついさっきやうやく $5 まで下がった Enter the Gungeon を買ったからそれやってもいいんだけど、 La-Mulana でアクションやりまくったからアクション要素がないやつやりたい。 あー、でも、もうすぐ終はりってトコで放置しちゃってる Crossing Souls も片付けたいな。 惱ましい。

まあ、それより問題なのは、最近ほとんど音樂の記事を書いてないことなんだけど。 音樂は聽きまくってるけど、これについて書きたい!ってのがないんだよなあ。

*1:詳しく知りたければ、ピクシブ百科事典を讀むといい。 なぜかめちゃくちゃ詳しく書いてあるから。